京都で自律神経の乱れを治す③【漢方錦】
2020/10/10
更年期以降おこりやすい病気、不安感、気分が落ち込む、不眠③
前回は女性にとって「血」が大事、必ず補うほうが良いと書きました。
もう一つ女性にとって減りやすく、これが減るといろいろ体調に良くないことが
おきるので、問診するとこに注意して診ているものがあります。
それは「陽」です。陰と陽の「陽」です。
陽が足りない体質を「陽虚」(ようきょ)と言います。
今日は「陽虚」について書きます。
★「陽」とはどんなものか
動(動く、動かす、陰を動かす、陽気なイメージ)
外(外に向かう)
上(上昇)(陽が上に上がるのはいいことばかりではない。)
強(強い)
硬(硬い)
火
熱(温かい)
明(明るい)
人の体も心もを温める働きがありますから、陽が不足すると
●低体温(36度以下)、冷え症
●めまいや立ちくらみ、ふらつく
(春にめまいがおこりやすい人は陽が上がりすぎている証拠)
●どちらかというといつも不安、気分が落ち込みやす
●話し方も静かでおとなしいイメージ
といった感じです。
こういう体質は「陽虚」だと考えます。
更年期になると「血」も不足して「血枯」になるのですから
そのうえ「陽」も足りない体質だと、特に季節の代わり目に何とも言えず体調や
気分がすぐれなくなるのも理解できるかと思います。
自律神経が揺れ動く感じですね、安定しない感じ。
私のお店でも「陽」と「血」を補うと体調の良くなる方は多いです。
実際に私も今年、頭がクラクラ、フラフラすることがあり、最初は
「気と血」を補う漢方薬を飲んだのですが、飲まないよりはマシだけど
もう一歩何かが足りないな、と思い「陽」を足す漢方薬を飲んだところ
頭がシャンとしました。「陽」が足りなくなってたんですね。
「陽」を足す漢方薬を飲みはじめて始めてからは元気です。
あと、「陽」が不足すると「気」も不足してきます。
(なんか年を取るといろんなものが不足していきます・・・)
ものすごくざっくりとしたイメージですが、「血」と「陽」を補うと
全体的に身心ともに良くなる、元気になるといった感じです。
今、何に困っているかは、人それぞれ違いますから、細かいところは
いろんな漢方薬を組み合わせて調節します。
まずはお問い合わせいただき、そからご相談ください。
お問い合わせは無料です。
相談はお一人に60~90分、5,000円(税込)です。
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