辛い症状を改善するために考えるべきことは【京都四条河原町漢方錦】
2024/04/15
アレルギーを起こしやすい、又アレルギー体質なりやすい3つことに
冷たいもの、甘いもの、小麦系(パンやケーキなど)があります。
アレルギーだけではなく、病気や症状の改善のために、
止めた方がいいよとよく言われるものにお酒やタバコもあると思います。
いわゆる嗜好品は、ある反面ストレス発散にもなりますし、
反対に身体にとっては『毒』にもなり得るものなのです。
漢方錦は50代前後から上の女性が多いのですが、
これから美と健康について気にしておられる方もとても多いです。
この年代からどうやって毒となりうる嗜好品を減らすのか?
明日から止める。とか言っても止められるものでもありません。
漢方錦でしているお話について。
先日のあるお客様との会話より。
「〇〇さんの人生にとって、お酒はどのくらい重要な位置にありますか?」
と私は質問しました。
お客様は「毎日夜晩酌する程度には飲むけど、そこまで重要ではない気がする」
さらに続けて、「飲むと眠たくなって、読みたい本が読めなくて積んであるわ」
「これからの50、60代の人生を考えたら読書の方が大事やと思う」
「1回平日は晩酌やめて本読もうかなあ。」
で、私は「週末だけお酒飲まはったらどうです?」と提案しました。
ここで、お客様には平日の夜は読書に時間を使う、週末は少し晩酌する。
を実験してもらうことにしました。
先ずは自分で実験してみることが大事なんです。
いきなりお酒は飲まないとか甘いものは食べないとか決めるのではなく、
「止めてみたら自分の体や考え方にどんな変化がおきるのか」の実験をするのです。
そうすれば、その実験がそのまま続くこともあります。(つまりそれは大して重要でもなかったということか??)
あるいはやっぱり嗜好品はやめられない。自分の人生の中での重要度が高いとなれば、止めることはおすすめしません。
つまり「実験」なので成功もあれば失敗もあります。
成功であろうと失敗であろうと、言ってみればどちらもあり得るのです。
症状を改善したり、中年世代から美と健康を考えるために、
漢方錦で行なっていることは漢方薬や健康食品を服用するだけではありません。
これから先、どんな風に過ごしていきたいか
(ちょっと大げさかもですが)どんなことをしながら生きていきたいのか
そういうことを考えてみる。それも養生の1つだと思っています。