漢方錦の店舗概要
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京都で漢方や東洋医学を活用した心と体の健康を提案しており、特に更年期を迎えようとしている年代の女性が経験する不調に対して、生活習慣の見直しや食養生などのアドバイスを差し上げています。女性専門の相談型サロンとして一人ひとりとの丁寧なカウンセリングを重視し、コーチングも提供しておりますので、ぜひ一度気軽にご相談ください。
寺町通りと蛸薬師通りの交差点を御幸町通り方面に入ります。
この風景の交差点が目印です!
プロフィール
PROFILE
☆おくすりやさんにとって、最も怖いのは?
お客様の健康を預かる立場の人として、最も怖いのは?と聞かれたら、わたしは『すり込み』が一番だと思います。
お店に立つと、来店されるお客様からプロとしてたくさん聞かれます。
「どの風邪薬がいい?」
「どの胃薬がいい?」
「どれがイチバンこの病気に効くの!?」
「病院で血圧やコレステロールが高いと言われたけど、どうしたらいい?」
…こんな風に、毎日お客様から質問責めです。
お客様に知らないでは済まされませんから、当然勉強するしかありません。
「風邪を引いたらなぜ熱が出る?」
「なぜ頭が痛くなる?」
答えは、『一般に、風邪のウィルスは38度以上の熱で死にます、だからウィルスをやっつけるために熱が出るんです。』…じゃあ、熱は下げた方がいいの!?と来れば、風邪薬や解熱剤で熱を下げないほうがよいはず、と分かるようになりますよね。
「胃潰瘍の原因って、本当に胃酸の出過ぎが原因?」
「胃酸が出なくてもいい時に出るのはなぜ?」
まぁ食べ過ぎて消化不良おこすのは、食べ過ぎなければいいわけですね
「なぜ血圧が高いのが良くない?」
「そもそも血圧とは何か?」
これは今でも医学界で意見の違いがある位の話なので、様々な角度からの勉強をした結果、『高血圧は本当に治療する必要があるのか?』と言う所まで行きつくわけです。
コレステロールのお話も、同じです。
「コレステロールとは何か?」
「コレステロールは体の中でどんな働きをしている?」
コレステロールの働きが分かれば、コレステロール値が高くても治療する必要があるのか?治療する必要がある人はどんな人?コレステロールが、実は人間の身体にとって必要なものである事の理解がだんだん進んでいるように思います。
どんどん、どんどん、質問に対する回答が新たな疑問を生み、ますます深みに入っていくわけです。
すると、普通の薬学や西洋医学で答えを出そうと学んで考えていくと、こんな疑問に行きついてしまいます。それは『自分のお店で扱っている化学薬品の中の一体どれが本当に必要なものなの?』多くの病気や症状は、検査をしてみて病気を推察しようとしても原因がはっきりしない事が意外とよくあります。心療内科に相談してみますか?と言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
…これ、わたし自身が体験した事でもあるのです。わたしは苦しんでいるのに、病院では異常なしと言われる。激しいだるさを理解してもらえないのは、すっごくつらい事ですよね。そんな時に出会ったのが、東洋医学であり、漢方なのです。自分の体調不良の原因が、病院では異常なしとされてしまったものが、東洋医学ではちゃんと原因があり、漢方薬で回復した事実は、わたしに漢方と東洋医学の世界へ飛び込ませるには十分でした。この経験から私が学んだのは、すり込みで物事をとらえてはいけない、という事です。
「血圧が高いから下げなければいけない」
「コレステロール値が高いから下げなければいけない」
「かぜを引いたら風邪薬を飲む」すべて『すり込み』なのです。このすり込みはとても恐ろしく、そう思い込んでしまったら最後、もうそこから先に進むことはできません。わたしも、人の身体を健康にするとても重要な役割を担っている一人です。だからこそ、すり込み・思い込みの枠にとらわれない人間でありたいと常に心がけております。わたしにできる事は、お客様と同じ高さで目線を合わせること、すり込みで物事を見ないこと。これを漢方錦のお店の約束として、肝に銘じて日々お客様と接しております。
わたしは、いつも『なぜ?』の疑問を持ち続けることと、お客様からの質問で分からない事があれば絶対に知ったかぶりをせずにしっかりと調べてお答えすることを約束として守り続けます。つらい症状で悩んでいるあなたと共に歩み、改善の糸口を見つけ、漢方と東洋医学の知恵であなたの人生が良い方に向かように、わたしは全力を尽くします。