眼精疲労を漢方で改善①【京都市四条河原町漢方錦】
2022/08/15
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
お盆休みの方も多いと思います。まだまだ暑さが続きます。ご自愛ください。
今日から「眼精疲労」を漢方で改善する方法です。
私のお店、漢方錦では、1年を通して季節に関係なく、
「目のお悩み」の改善には力を入れています。
昔から、白内障、緑内障、加齢性黄斑変性症など相談が多いです。
目が見えにくくなるのは、やっぱり辛いですし、見えなくなったらもっと辛いし、
楽しみも半減です。
しかも現代は、パソコン、スマホの使い過ぎ、見すぎで、目の不快感を感じている方は
多いと思います。
目の疲れ、眼精疲労から肩こり、頭痛など全身の症状や疲労につながることもあります。
なぜなら、目は東洋医学(中医学)では五臓の肝、心、脾、腎とつながっていて
内臓の弱り、疲れが眼精疲労として現れると考えているからです。
(内臓に病気があるわけではなく働きが弱っている、疲れている状態です)
単なる目の問題、目の疲れではないと考えることができるのです。
◎先ずは現代人に多い、パソコンを使って長時間仕事をする人に多い眼精疲労から。
目に必要な栄養(精、血)がもともと不足気味の人に起こりやすい。
・比較的若い男性 (40歳以下)
*「気」や「血」が不足している人、疲れやすい、眠りが浅いなど不眠気味、良く夢を見る、
不安感がある。どちらかというとやや虚弱。
★どんな漢方薬を服用する?
「気、血」を補いめに「気、血」を送る漢方薬を服用します。
1ヶ月分で9,900円税込から10,450円税込。
*「気」「血」の不足が目立つ人は「気、血」を補う漢方薬をもう1つ
一緒に服用してもらいます。
2種類の漢方薬で1ヶ月分で20,350円税込。
◎比較的若い女性(35歳以下)
女性は、目にとって一番大切な「血」が生理で失われてしまいます。
男性とはここが大きな違いです。女性ならば必ず「血」を補う必要があります。
必ず生理についても問診します。
*目が疲れる、視力減退、目の乾燥感、視力減退
★どんな漢方薬を服用する?
「血」を補う漢方薬を服用します。
比較的軽症な場合は1ヶ月で6,930円税込。
*めまい、不眠気味、不安感、よく夢を見る、生理の血が少ない、生理期間が短いなどがあれば
「気、血」を補う漢方薬と「心の栄養(血)」を補う漢方薬の2種類を服用していただきます。
1ヶ月分で17,930円税込。
*ストレスを感じている、色々なことを思慮しやすい、心配性、憂うつになることが多い。
こういう方はいろんなことをあれこれ考えすぎて、より一層「血」が失われてしまいます。
五臓の肝、心、脾の「気、血」が減ってしまいます。
★どんな漢方薬を服用する?
一般的には思慮しやすい人は女性に多いと思いますが、男性でもこういう方は、同じものを
服用します。「肝」「心」「脾」の「気、血」を補う漢方薬を服用します。
2種類の漢方薬を服用していただきます。1ヶ月分で16,060円税込。
・30代後半以上の中高年
若い時とは違い、年齢が加わってきます。年のせいではありますが
東洋医学(中医学)の良いところは「年のせい」を改善する漢方があります。
中高年になりますと「気、血」はどんどん減って行ってしまいます。
「気、血」を作る力も衰えていきます。
特に眼精疲労とともに、ものがぼやけて見える、視力減退、白内障初期など目の病気も
出始めます。
特に目と関係が深い臓器が「肝」と「腎」です。この2つの働きが若々しく、
「肝」や「腎」に必要な栄養がしっかりしていれば、
眼精疲労や目の老化を遅らせることができます。
★どんな漢方薬を服用する?
「肝」と「腎」の栄養を補う漢方薬を服用します。
1ヶ月分で7,700円税込。
*若い人と同じようにストレスを感じやすい、疲れやすい、不安感、不眠気味などがあれば
2種類の漢方薬を服用します。1ヶ月分で17,930円税込。
次回は、ストレスが強い人の眼精疲労、中高年に多い眼精疲労をもう少し深堀するのと
「脾」が弱って起きる眼精疲労について、解説します。8月23日(火)ごろ配信予定です。
目のお悩み⇓⇓⇓