マスクニキビ(マスクネ)対策に漢方②【京都四条河原町漢方錦】
2022/08/06
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
この夏の蒸し暑さも手伝って、大人のニキビが増えているそうです。
高温多湿はニキビができやすいのです。
【皮ふは内臓の鏡】と昔から言われています。皮ふに何かしらトラブルが出たら
「体の中は大丈夫?」と食生活や睡眠、ストレス、仕事や家庭や介護に追われていないか、、
自分の日常をちょっと振り返ってみてください。
ちなみに、漢方の問診を(相談)を受けていただくと、自分を振り返ることになりますし
「自分の体について今までちゃんと考えてなかったなあ」と色々気が付く時間になります。
今日は2回目です。
慢性化して治りにくいニキビについて。
◎気血両虚
皮ふの色に似た淡い褐色、ニキビは小さく(大きくならない)、発赤、充血、
化膿などの炎症も少ない。数も多くないが治りにくい。
「気」や「血」というエネルギーや栄養が不足しているタイプです。
・血虚浮熱
出血(生理など)や過労、重い病気などで「血」が不足すると、「気」が余ってしまいます。
やがて「気」は熱に変わり、上昇して肺にこもり、ニキビができる。
どちらかというと元気がなく、虚弱な体質が多い、手足が冷たい、冷え性。
★どんな漢方薬を服用する?
「血」の不足が目立ちますから、「血」を補い、血行を良くし、冷えも改善していきます。
「血」が増えれば、「気」も正常になります。
1ヶ月分で15,620円税込。
・気虚発熱
血虚浮熱とは逆に「気」が不足すると、「血」と交わることができません。
「気」が少なすぎて浮いてしまう、という状態になります。「気」が少なすぎても
肺の働きを妨げてしまいます。それでニキビができます。
普段から元気がない、疲れやすい、食欲はどちらかというと不振、小食。
★どんな漢方薬を服用する?
「気」の不足が目立ちますから、「気」を補います。
「気」を補うと「血」と交わることができ、気血両方が正常に働くようになります。
1ヶ月分で17,050円税込。
◎脾陰虚(ひいいんきょ)(改善に時間がかかります。)
皮膚に潤いがなく、乾燥する、乾いたニキビ。唇や手の指がカサカサになる。
口内炎、口角炎ができやすい、食欲不振、胃の粘膜なども萎縮してくる、大便は乾燥している。
皮膚を潤す「陰」が不足すると、赤く乾燥したニキビができます。口の周りにできやすい。
白い粉が浮き上がることもあります。
腸内細菌バランスが乱れると、このようなニキビになります。
腸内細菌バランスが乱れると、慢性的に腸が炎症をおこした状態となり
皮ふにも炎症が現われます。
注意点は腸内細菌のバランスを良くすることが大事なのですが、ヨーグルト、牛乳、チーズ
などの動物性脂肪、動物性脂肪を発酵させた食品を食べてはいけません。余計にニキビが悪化
します。
日本古来の味噌、海藻、キノコ類、豆類などをしっかりと食べることです。
★どんな漢方薬を服用する?
「脾の陰」を補う漢方薬を服用します。
1ヶ月分で16,720円税込。
◎痰瘀(たんお)(ニキビの凸凹)
ニキビ跡の皮ふが凸凹になったタイプ。
「血の滞り」「痰の滞り」「気の滞り」ができてしまっています。
できてしまうと治すのが難しくなりますから、出来るだけ早期に漢方薬を服用始めて
ほしいです。
1ヶ月分で18,480円税込。
最近大人にも増えているニキビは以上です。
脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの、お酒、冷たいものは避ける。
日本古来の食を大事にする。
→食養生は美と健康を作る。
睡眠が大事。
便通は良くする。
皮膚というと、ビタミンB2,B6、Cとかのイメージがありますが(チョコラBBとか、、)
実はミネラルがめちゃくちゃ大事です。
お肌と美のための栄養療法もおこなっていますので
度相談ください。
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