漢方相談薬店って何をするところ?【京都漢方錦】
2021/06/22
今年から来てくださっている男性(40代)のお客様の声より。
1年ほど前から血圧が高くなり気になるとご来店。
少し前にお客様の声として紹介しています。⇓⇓⇓
ずっと継続して漢方薬を2種類服用してくださっています。
先日「なぜ漢方薬を飲もうと思われたのですか?」とたずねてみました。
お客様「自分が50歳くらいになった時に、血圧を下げる薬とか飲むようになった
として、ホンマにそれだけでいいのか?と疑問に思うんですよね。」
お客様が私の言いたいことをそっくりそのまま言ってくださった。
何も言わなくてもわかる人はわかるんだなあと、うれしくなりました。
医学的な面から見ると、血圧を下げるだけでは不十分で
〇動脈硬化を予防していかなくてはならないこと
〇血液の質を若々しく保つ必要があること(赤血球の弾力を保つ)
があります。漢方薬を服用することで
この2つの部分も血圧を下げると同時に行っていきます。
漢方、東洋医学的な面から見ると、下の図のようになります。
診るべきところはピラミッドの頂点ではありません。
そこは確認します、もちろん。
そこから下の部分が物事の本質であり
「今出ている症状や病気」は下の部分が原因となっています。
下の3つの部分を診ているのが漢方相談薬店なんです。
今回ご紹介したお客様もご来店されるたびに
仕事のお話しや生活習慣、食事のことなどをお話しされます。
高血圧を予防していくために変えられるところはどう変えるかを
お客様と相談しながら変えていきます。
変えられないことは無理に変える必要はないと私は思っています。
先ずは変えられることからスタートです。
病気や不調を改善するためには、お客様の「自分が生きたい道」を知る必要があります。
もしもそれが漠然としていて自分でもよくわからない時には「自分が生きたい道」を見つける
ようにします。
『人の生き方』は時に病気を生みます。
なぜなら感情、ものの見方、とらえ方(思考)、想いにその人の本質があるからです。
私のお店で漢方薬や健康食品を服用してもらうだけではなく
カウンセリングやコーチングのメニューがあるのはそのためです。