京都で更年期、腰痛を漢方で改善するなら【漢方錦】

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京都で腰痛を漢方で改善するなら②脊柱管狭窄症【漢方錦】

2023/04/11

ご相談の多い腰痛に、腰部脊柱管狭窄症があります。

どんな症状があるか解説します。

●脊柱管狭窄症の症状

腰痛、腰の周りが重かったり違和感、はり感、がある。足にしびれや痛みがある。

間欠跛行(かんけつはこう)普段は何ともないが、歩き出すと足がしびれたり、歩きにくくなるが、前かがみで休むとまた歩けるようになる。

進行すると、下肢の力が抜けたり、足先が持ち上がらない、階段でつまずく、階段でつまずくなどの症状が出ます。

さらに悪化すると、歩行時に尿意を催すのどの排泄障害や便秘、会陰部(えいんぶ)に灼熱感などの異常がおこる。

 

●漢方で考える腰部脊柱管狭窄症の原因

〇外感性 体外から風、寒、湿、(熱)の邪が侵入して痛みが出る。

〇内傷性 体内の精(腎が蓄えている精)、気、血の不足や瘀血(血の滞り)が原因で痛む。

 

●漢方薬による治療方法

〇寒湿疏絡

・寒>湿の場合

冷えると痛みが悪化する、お風呂に入るなど温めると楽になる。

ひきつるような強い痛みがある。

・どんな漢方薬を服用する?

体内の「寒」や「湿」を取り除く漢方薬と

経絡(気や血が通る道)を温める漢方薬を併用します。

 

・湿>寒の場合

腰から下肢への持続する鈍痛、冷えると痛む、足や腰が重だるい。

・どんな漢方薬を服用する?

「湿」や「寒」を取り除く漢方薬と

経絡(気や血が通る道)を温める漢方薬を併用します。

 

「冷え」が強い場合は「温める」生薬をたくさん配合した漢方薬を

「湿気」を体内に持っていて痛む場合は「湿気取り」する生薬を多く配合した

漢方薬を服用します。

 

血虚受寒

「血」が不足しているために「冷え」が体内に入りやすい、影響を受けやすい

状態にあります。冷えることにより痛みが強くなる。四肢の冷えが強い。

しびれを伴う痛み。

・どんな漢方薬を服用する?

「血」を補う漢方薬と、経絡を温め「寒」を取り除く漢方薬を併用します。

 

〇湿熱疏絡

臀部から下肢への灼熱感、痛む部分が熱っぽい、熱感がある、しびれ、

足腰が重だるい。

・どんな漢方薬を服用する?

「熱」を冷まし、「湿」を排泄する漢方薬を服用します。

 

〇血瘀疏絡

下肢のしびれや痛みが長引く、刺すような痛み、痛む場所が決まっている、

夜間に痛む。

・どんな漢方薬を服用する?

停滞して古くなった血を取り除く漢方薬を服用します。

「血瘀」というのは「気」の滞り(気滞)、不足(気虚)、

「血」の不足(血虚)、「冷え」からも起こります。

血瘀ができた原因を改善しておくことも大事です。

「気滞」なら気を流す漢方薬

「気虚」なら気を補う漢方薬

「血虚」なら血を補う漢方薬

「冷え」るなら冷え改善する漢方薬

を「血瘀」を取り除く漢方薬と一緒に服用すると良いです。

 

〇肝腎虚損

腰痛、下肢のしびれや痛みがかなり長く続いている、疲れると痛む、

足腰に力が入りにくい、無力感、杖や押し車が必要。

・どんな漢方薬を服用する?

「肝」と「腎」の栄養を補う漢方薬を服用します。

「肝」は筋肉を主る。

「腎」は骨を主る。

ここでいう栄養とは、ビタミンやミネラルとは違います。

東洋医学(中医学)特有の「肝」「腎」など五臓に入る栄養というのがあります。

特に腰た膝関節の老化を防ぐには必要な栄養です。

 

年齢的に中高年、あるいは痛みが慢性化している場合は

「血瘀」ができている場合が多く、「肝」「腎」の栄養を補いながら

「血瘀」を取り除く漢方薬を併用します。

年齢的には冷えている人が多いので、「冷え」を取り除き、温める漢方薬を

併用します。

「湿」の影響を受けると痛む人も多いです。湿気の多い季節や雨の降る前、

雨の日に痛むことが多いです。この時は「湿気取り」をする漢方薬を服用します。

 

 

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