京都で腰痛を漢方で改善するなら③【京都漢方錦】
2020/05/22
更年期以降おこりやすい病気腰痛③
50代くらいからおこりやすい病気、腰痛3回目です。慢性の腰痛は前回に続き2回目です。
3、「気」の滞り(気滞)
精神的なストレス、緊張状態が続くと「肝」の「気」の流れが悪くなります。
「肝」とお互いに栄養を送りあう関係にある「腎」にも悪い影響がでて、腰痛を起こします。
「肝」の「気」とは何かというと、自律神経の調整をしていると思ってください。
「肝」の「気」の流れが悪くなり、気の滞り(気滞)ができると、自律神経が乱れます。
交感神経が優位になり、筋肉も硬くなります。
腰から脇肋部が痛む、緊張やストレスによって痛みが強くなる、夜明けごろに痛みが強くなる。
気の流れを良くする漢方薬を服用します。「気滞」ができると、「血の流れ」も悪くなり「血瘀」(けつお)
ができてしまいます。この場合は、血の流れを良くする漢方薬を併用します。
4、労損
長時間の重労働で腰の筋肉を傷つけ、「腎」の「気」を消耗し、「気」が減ると、
「気」「血」の流れが悪くなり腰痛をおこします。
腰部が硬く、動かすのが不自由、疲れると痛みは強くなる。
3の例のように「気」が停滞しても痛みは出ますし、「血の流れ」も悪くなります。
「気」が少なくなるとやはり、「気」「血」の流れが悪くなり、痛みが出ます。
「気」を補う漢方薬と「血」流れをの良くする漢方薬を併用します。
慢性腰痛は続きます。