漢方お話し会第2回2023年11月10日終了しました【京都四条河原町漢方錦】
2023/11/16
京都市中京区四条河原町 漢方錦
石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
先週の金曜日(2023年11月10日)
漢方のお話し会第2回終了しました。雨の中11名の方がご参加くださいました。
(写真を掲載しようと思いましたがアップできません。後日できればアップしたいと思います)
1回目も2回目もこのお話し会からお店にご予約をいただいています。
テーマは『老けたくなければ腎の養生をしよう』でした。
女性なら誰しも、できるなら若々しくいたい。外見、外側の見た目だけではなく
内側も若々しくいたい。しかし、腎が老化すると外も内も老化が早くなってしまします。
「女性は7の倍数」って聞かれたことはありますか?
(ちなみに男性は8の倍数)
紹介します。
7歳 腎気が活発になり永久歯が生え、髪が伸びる。
14歳 腎気が成熟したため月経がはじまり子供を孕む(はらむ)能力が備わる。
21歳 腎気が体のすみずみまで行きわたる。
28歳 髪の毛が豊かで体の最も強壮な時期。
35歳 顔がやつれ始める。
42歳 顔にしわが寄り白髪が目立ち始める。
49歳 血脈に血が少なくなり月経が止まり、子供を産むことができなくなる。
(出典/黄帝内経(こうてだいけい))
「黄帝内経」とは中国最古の養生、医学書です。成立は2000年以上前、
前漢末から後漢初め頃の成立です。
「腎気」という言葉が出てきます。つまり腎のエネルギー、パワー、元気と
言ったところでしょうか。別の言葉で「腎精」(じんせい)と言ったりします。
「腎気」や「腎精」が体に備わってくると、21歳から28歳くらいは
女性なら髪が豊かになり、生理も始まり、妊娠が可能になります。
つまり外側では髪も美しく、(こでは出てきませんが肌も美しく)、
内側では腎気がすみずみまで行きわたり、血も十分にあり、精神も安定して、
体力も安定している時です。
しかし、35歳くらいになると徐々に「腎気」「腎精」が減って行きます。
現代では30代後半、40代前半くらいまでは「老けたなあ」という人は
少ないかもしれません。しかし、40代後半~50代になってくると、「差が出てくる」と
思います。
40代後半から50代、少なくとも女性なら閉経が近いと思ったら
老けたくないと思ったら、腎の養生をしよう。という事です。
腎が弱ると、(腎気、腎精が減ると)、どうなるでしょうか。
☑生殖機能が衰える
☑ホルモンバランスが乱れる
☑生理が乱れる
☑髪が抜けやすくなる
☑オシッコが近くなる
☑歯や骨がもろくなる
☑腰や関節が弱くなる、痛む
☑目が疲れる、かすみ目
☑物忘れなど脳が衰える
いかがでしょうか。外見的にも内面的にも衰えていく感じですね。
漢方薬で「腎の気」や「腎の精」を補うことができます。
こういう方法を「養生漢方」と言います。
すごく困った症状や病気があるわけではないのですが
年齢からくる弱り、減っていく「血」「気」「精」などを補うことで
若々しく、元気に、できれば年相応に美しく、を維持する漢方の養生です。
どんな漢方薬を服用するかは、体質によって違います。
60分かけてしっかりと問診して、お客様に合った漢方薬をお選びいたします。
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