漢方で熱中症対策①【四条河原町漢方錦】
2022/06/02
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
いよいよ蒸し暑い季節になりました。
熱中症に気を付けたい毎日です。
今日は漢方の熱中症対策について、お伝えします。
漢方医学(中医学)では熱中症を7つに分類していて、それぞれ服用する漢方薬が
異なります。
先ずは熱中症になりやすい人は、
◎「気」が不足している人(気虚)、「陽」が不足している人(陽虚)。
特に高齢者の方は「気」も「陽」も不足しているので注意が必要です。
「気」が不足(気虚)とは、元気がない、疲れやすい、話し声も小さい、食が細い、など。
「陽」が不足(陽虚)とは、冷え性、手足が冷たい、寒いのが苦手、低体温、疲れやすい、など。
若くても体質的に「気虚」「陽虚」の人は多く見られます。
高齢者は水分をたくさん摂った方がよさそうに思われるかもしれませんが、
実はそうとも言えない部分があります。
前回のブログで良い汗と悪い汗を動画で解説しました。
高齢になると運動量も少なる可能性があり、悪い汗をかいていることも多いと思います。
高齢になってくると、上半身は乾燥するが下半身は水浸しという状態がおこります。
★ご高齢の方や体質的に「気虚」や「陽虚」の方は、普段から、「気を補う」「陽を補う」漢方を服用をおすすめします。
◎次は「陰」が不足している人(陰虚)です。
「陰虚」の人は汗をかくことによって本当に必要な潤い「津液」(しんえき)を
消耗します。
本当に必要な潤いが不足しやすいので「血」がドロドロになりやすい。
「陰虚」の体質は、女性も男性も40歳になったらかなり「陰」は減り始めていると
思ってください。「陰」を代表する物質は「血」です。
女性は普段から生理があり、特に出産で大量の「血」が失われます。
男性も胃腸が弱かったり(気虚)、食が不摂生だと「血」が足りなくなります。
現代人は圧倒的に「血」が足りない人が多い。
単純に水分だけ補うだけでは熱中症予防にならない。
★「陰」(血も含めて)が不足している人は普段から、「陰を補い」(補陰)
血がドロドロにならないように「血」をきれいに流す漢方と「補陰薬」を普段から
服用をおすすめします。
◎特別に体質的に偏って不足がない場合でも、汗(しかも悪い汗)と一緒に、ミネラルなどの
栄養が漏れてしまうので「気」を補っておくほうが、夏バテ、秋バテしにくいです。
私のお店では「ミネラル」の良い製品を持っています。
服用いただいているお客様が多いです。
次回はあと4つの熱中症の体質を解説します。
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