病気の原因は自分の内と外の両方にある「内因」

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病気の原因は自分の内と外の両方にある「内因」

2021/05/11

今日から何回かで病気の自分の内側の原因、外側の原因について書きます。

例えば今、ウイルスは外側、「外因」です。

ウイルスの話や手洗いうがい、マスクをする、密を避ける等は外側の話です。

今では実行すべき大事なことであるのは間違いありません。

しかし、内側「内因」について触れられることはとても少ないと感じています。

中医学(漢方)では病気が発生する根本的な原因は「内因」であり

「外因は内因を通じて初めて発生する」としています。

 

先ず、根本的な内因について書きます。

内因には2つあります。

①体質的素因(原因)

②精神的素因(原因)

 

①体質的素因

体質には先天的なものと後天的なものがあります。

先天的なものは、遺伝的なもの、虚弱体質、発育不良、生理的、身体的欠陥など。

後天的なものは、飢餓、暴飲暴食(現代はこっちやねえ)、飲酒、偏食、労働条件、生活環境

女性の場合、早婚や多産なども入ります。

 

さらに体質は次の3つにわけることができます。

A、偏虚体質 いわゆる虚弱体質、病邪に対する抵抗力(正気)が弱く、病気を生じやすく

回復も遅い。

 

B、偏寒偏湿体質 様々な機能低下を主とする。循環が悪い、水分代謝が悪いなどにより

冷えやすい、水、湿が体にたまりやすい体質となる。

エネルギー不足で冷え性になると、病気になりやすくなります。

水、湿が体にたまりやすいと病気になりやすい

という考え方は東洋医学独特の考え方です。

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C、偏燥偏熱体質 体液不足、機能亢進を主とする。体液とは「血」や「栄養となる水」で

「ただの水」ではありません。体液が不足すると体内が乾燥し、「熱」が発生します。

「体温」ではなく「熱邪」です。このブログにも「熱邪」が原因の病気や症状が

たくさん出てきます。ほてりやのぼせ血圧が上昇しやすい体質となります。

 

 

2つ目の内因

②精神的素因(原因)

精神的な変化、感情の変化は、私たちは毎日経験し、生理的なもので、病変を発生する

ものではありません。しかし、精神的な緊張、ストレスが過度になったり長期化すると

病気になることは想像できると思います。

 

中医学では、精神的緊張、ストレスが人体の陰液陽気の関係を破壊し、

五臓と五臓の腑(ふ)、あわせて臓腑のバランスを乱して病気を引き起こすと考えています。

人体の内側でおこった変動の結果発生した病気ですから、「内傷」(ないしょう)と呼びます。

『喜ぶ、怒る、憂う、思う、悲しむ、恐れる、驚く』の7種類を原因と考え、

これらの感情の結果、生じる精神的ストレスを「内傷七情」と言います。

自分が持っている感情、自分が感じやすい感情、例えば怒りっぽい、イライラしやすい、

すぐ憂うつになる、不安になる、怖がり、これ等の感情が自分自身を傷つける(内傷)と

漢方では考えているのです。

 

東洋医学(中医学、漢方)は人の感情をとても丁寧に扱います。

問診の時にも、性格のところは丁寧にお話を聞きます。これが

西洋医学や病院ではない、漢方の特徴です。

下の図、【病のもとは五臓の乱れにあり】を見てくださいね。

次回は外因について書きます。

 

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