京都で更年期、皮膚炎、湿疹を漢方薬で治すなら【漢方錦】
2020/08/27
アトピー性皮膚炎を漢方薬で治す③夏のアトピー
今年は本当に暑い夏になりました。
夏に汗をかくことでアトピーがひどくなることがあります。
夏に汗でひどくなるアトピーについて書きます。
●夏の汗が原因
汗をかくと、皮膚表面の常在菌が汗でたんぱく質を作り出し、皮ふ内に浸透する。
これに対してアレルギーを起こすことがアトピー。
異常発汗を抑えることで改善させます。
●漢方薬による治療方法
〇肺の気の不足
五臓(肝、心,脾、肺、腎)のうち肺の気が弱いと、汗が漏れると考える。
肺の気を増やす漢方薬を服用し、必要以上に汗が出ないようにする。
〇営衛不和(えいえいふわ)
営衛不和には2種類あります。
1、衛弱営強 陽気が弱いために、汗が自然に漏れ出してしまう。発熱はない。
陽(体を温めるエネルギー)が弱いので、陽を補う漢方薬を服用します。
2、衛強営弱 陽気が肌の表面に停滞するために汗が自然に出る。時々発熱して汗が出る。
発熱しなければ汗は出ない。
陽(エネルギー)が停滞しているので発熱しやすく、発汗しやすいため、陽は補わない。
肺の気を補う漢方薬か腎の気を補う漢方薬を服用します。
肺の気か、腎の気か、判断するためには問診が必要です。
〇陰虚火旺(いんきょかおう)
陰という栄養が減ってしまったために火が発生している。この火は本当の火ではないので
「虚火」(きょか)と言います。更年期のホットフラッシュはこの部類です。(汗でますね~)
うその火でも、火は発生はしているので、汗はかきます。
「虚火」を冷ます漢方薬を服用します。
〇湿邪停滞
湿が停滞しているので、湿を取り除いて汗があふれないようにします。
汗によりアトピーがひどくなる場合に、発汗が異常にならないようにするためにも
5つの方法があります。漢方(中医学)では、お客様の体質を把握するためにも
問診を重要と考えているので、私のお店でも、問診に60分お時間のいただいています。
そのため予約制にしています。
京都新聞マイベストプロウェブコラムでは、アトピー性皮膚炎や病気を改善するのに
ストレスについてどう考えるか。について書いています。読んでください。
皮膚炎、湿疹を漢方薬で治す(アトピー性皮膚炎)②ストレスについて考える。↓↓↓
https://mbp-japan.com/kyoto/kireikanpo/column/5063628/