更年期から増える手足の痛み、リュウマチ①
2020/05/09
更年期から増える手足の指の痛み8回目、リュウマチについて書きます。
先ずはリウマチとはどのような病気か見てみましょう。
(絵は公益社団法人 日本整形外科学会ホームページよりお借りしました。)
全身の結合組織に特有な病変を起こしてくる疾患を膠原病といい、自己免疫疾患の一つと考えられている。
その中で複数の関節が炎症を起こして痛む関節炎を主な症状とする疾患を、リウマチと呼んでいる。
【症状】
関節リウマチの手の変形
関節リュウマチの足の変形
慢性関節リュウマチは、関節の腫脹(晴れ)、疼痛、変形などの症状をともなって慢性に経過する
多発性関節炎である。
四肢の関節には滑膜の炎症、肉芽性増殖がおこり、関節の腫脹、疼痛、運動制限が現われ、病変が進行すると
関節の拘縮、変形、強直などの症状がよくみられる。
どの年代でもおこりますが、特に40代以降の女性に多く発症します。
軽症の人もいれば重症の人もいて症状も多彩です。
関節リウマチは、関節だけの病気ではなく全身病ですので、貧血症状がでたり、体がだるくなったり、
微熱がでることもあります。
全文を読みますと、進行をいかに抑えることが重要だとわかります。
今まで書いてきました、ばね指、へバーデン結節、ドケルバン病、手根管症候群などは
病院の治療を受けなくても、漢方薬だけでも十分に治すことは可能です。
しかし、リュウマチは病院の治療、薬(西洋医学の)を併用するのも必要だと思います。
私はリュウマチのお客様には、検査も含めてかかりつけの病院は持っていただくように
しています。
病院の治療(病院の薬も含めて)と、漢方薬と併用すると良い点があります。
★進行を遅らせることができる。
★病院の薬も良く効くようになり、また減らせるようになります。
◎リュウマチの漢方薬を服用することによる治療方法
リュウマチになりやすい人の体質として、体の中に不要な水=「湿」を持っています。
「湿」を排泄し、「湿」を生まないような体質にしていくことが重要です。
漢方薬も「湿」をおしっこで出し、胃腸を丈夫にする漢方薬を飲みます。
続きます。
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