眼精疲労を漢方で改善②【京都市四条河原町漢方錦】
2022/09/09
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
前回の「眼精疲労」から時間がたってしまいました。
今日が眼精疲労を漢方で改善する 2回目です。
今日は五臓(肝、心、脾、肺、腎)のうちの「脾」の働きが弱ることでおこる
眼精疲労についてです。
◎「脾」が弱い人の眼精疲労
*「脾」が弱い人は普段から胃腸が弱い、食は細い、食べ過ぎると胃がもたれやすい、
下痢しやすい、脂っこいものは苦手、など胃腸虚弱な体質です。
日本人は一般的に中国や朝鮮半島の人たちに比べると、胃腸が弱い民族だと
言われています。
脂っこいものや冷たいものの摂り過ぎには気を付けたいです。
「脾」(胃腸)が弱い=消化吸収する働きが弱い。
⇓
目に必要な栄養である「気」「血」が十分に作られない。
⇓
目に栄養を送れない。
*症状は目がかすむ、目が疲れる、まぶたに力が入らない。
目の症状のほかに、元気がない、疲れやすい。
★どんな漢方薬を服用する?
「脾」の働きを補い、元気を回復します。
1ヶ月分で10,890円税込です。
*その他に「脾」の元気が不足しすぎると、まぶたが垂れ下がる人がよくおられます。
けっこう多い相談なんです。まぶたが垂れ下がって、自力で目が開けられなくなります。
比較的高齢の方に多いです。
まぶたの下垂は内臓の下垂を現しています。
★どんな漢方薬を服用する?
「脾」の働きを補うだけではなく、「気」も補い、「気」が目まで届くように、
上に引き上げる力を回復させます。
1ヶ月分で11,330円税込です。
次に中年からご高齢の人に多い眼精疲労です。
35歳歳から40代半ばくらいまでの方に多い眼精疲労と症状は、
①の「30代後半以上の中高年」をご覧ください。⇓⇓⇓
今日紹介するのは、40代後半から50代、60代、70代以上の方に多い症状です。
*「腎」の陽虚
①でも書きましたように35歳を過ぎると、「肝」と「腎」の「気」や「血」という
栄養が減って行きます。その前に「脾」や弱い人はもっと「気血」が減り、
目の老化が早くなります。
そして50代にもなると、「腎」の「陽気」と呼ばれる、生命エネルギーの根本的な源が
減って行きます。
*症状は、目が疲れる、かすむ、視力が低下する、夜間になると暗く感じる、
ものがはっきりと見えない、冷たい涙が出やすい、涙が鼻に流れて鼻水が出やすい。
*目の症状のほかに、寒がり、手足や腰、関節が冷える、足腰がだるい、温かいものを好む、
夜間トイレに何回も起きる、手足がむくむ。
症状を見ていただくと、おじいちゃんやおばあちゃんになるとこのようなことを言っている
方は多いとお判りいただけると思います。
★どんな漢方薬を服用する?
生命のエネルギーの源となる「腎の陽」を補う漢方薬を服用します。
「腎の陽」を補う漢方薬は症状や体質によって4種類くらいに分かれます。
1ヶ月分で6,160円税込から11,550円税込くらいまで。
中年から高齢になっていきますと、白内障、飛蚊症、加齢性黄斑変性、緑内障などの
病気がグンと増えてきます。⇓⇓⇓
次に現代人に多いストレスの問題です。
とても強いストレスを長期にわたって受けると、目に症状が出てきます。
◎肝鬱気滞(かんうつきたい)
「肝」の「気」が停滞して、目に十分な「血」が送られなくなります。
*症状は、目が疲れやすい、かすむ、ものがぼやけて見える、視力減退。
*目以外の症状は、抑うつ感、イライラしやすい、胸やわき腹あたりが張る、
喉の辺りがつかえる、口が苦い、げっぷがよく出る、吐き気がある、大便がスッキリ出ないなど。
ストレスを強く感じると、目以外の症状もたくさんあるのが分かります。
★どんな漢方薬を服用する?
「肝」の「気」の停滞を取り除いて、「気や血」がちゃんと目に流れるようにします。
1ヶ月分で9,240円税込。
*ストレスが強く「肝の気」の停滞が長く続くと、病気の原因となる「熱」が
体内にこもるようになります。
上の症状に加えて、目が充血しやすい、目やにがよく出る、目に熱感を感じるなどの
症状が出てきます。
★どんな漢方薬を服用する?
「肝」の「気」の停滞を取り除いて、「気や血」がちゃんと目に流れるようにすと同時に
体内にこもった「熱」を冷ます漢方薬を服用します。
1ヶ月分で9,900円税込です。
眼精疲労は以上です。
私のお店では眼精疲労や目の病気の予防に良い栄養剤も取り扱っています。
10年先もちゃんの見える目のために。ぜひご相談ください。
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