熱中症対策②そもそも熱中症ってナニ?【京都四条河原町漢方錦】
2023/08/11
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
前回は「そもそも熱中症とは何ぞや?、熱中症の症状について」書きました。
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今日は、「熱中症になったときの対処法」と、「暑熱順化」について書きます。
先ずは
熱中症になった時、熱中症の人がいた時の対処法
1、動脈の通る場所を冷やす。つまり「血を冷やす」のです。
具体的な場所は、首筋、わきの下、足の付け根、足首を氷や水で濡らしたタオルで冷やす。
2、うちわや扇風機で風邪を当てる、霧吹きで体の表面に水をかける。
(お風呂から上がってクーラーの効いている部屋に入るとかなりひんやり感じますね。あのくらい外から冷やすということですね)
注)水分の補給については、冷たい水は胃腸を冷やすのでおすすめではありません。
(参考資料/健診会東京メディカルクリニック)
熱中症になったら体の外から冷やして体温を下げるという事です。
西洋医学の病院でも、水分を飲ませるなど書いてありません。
しかも冷たい水分は胃腸を冷やして弱らせてしまうので、好ましくないと書いてあります。
冷たいものは、胃腸の健康を害する可能性があると言っているのは、決して東洋医学だけでは
ありませんし、どこにも熱中症の原因は「水分の不足」とも書いてありません。
なのに水分をこまめに摂りましょう、のどが渇く前に水分を補給しましょう、、、とは?
どう思われますか?これが「ニセ熱中症」をおこさせる原因になっているのです。
(「ニセ熱中症」については次回書きます。)
次に、
熱中症の予防としてやっていただきたいことは、「暑熱順化」です。
「暑熱順化」について書きます。
体が暑さ(熱さ)に早く慣れるようにすることを「暑熱順化」と言います。
「暑熱順化」とは日常からウオーキングや軽いジョギング、筋トレ、ストレッチ、お風呂に入る
時は湯船につかるなどで、汗をかき、ある程度の暑さに慣れておくことです。
このことで夏の暑い時にしっかりと汗をかき、体温調節ができるので体温が下がり熱中症に
なりにくい体質にすることができます。
暑熱順化には最低で約2週間ほど必要と言われています。
昨今は4月のゴールデンウイーク頃に急に気温が高くなったり、梅雨時期に異常に
蒸し暑くなったりします。
3月くらいから軽い運動や湯船にしっかりつかるなどで、じんわり汗をかける
体質作りが必要です。
水分はのどが渇いたり、運動をするなどで汗をかいたらのめばよいのです。
1日1ℓ~2ℓとかムチャなことはしないでください。
★こんなことがありましたらご相談ください
☑夏バテ気味だ、体がだるい
☑食欲不振、胃腸の調子がよくない、下痢軟便気味、吐き気がある
☑疲れやすい、疲労倦怠感がある
☑軽い熱中症のような症状がある(めまい、立ちくらみ、頭痛、頭がボーッとする、
気分が悪い、すぐれないなど)
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