京都で更年期、抜け毛を治す①【漢方錦】

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京都で更年期、抜け毛を治す①【漢方錦】

2021/02/01

抜け毛を漢方薬で治す①

膀胱炎や頻尿と同様、生命にかかわることではないけれど

40代、50代以降の更年期の女性に多いご相談に「抜け毛」があります。

特に春先、初秋に「最近髪の毛がすごく抜ける~。」

と相談が多いです。

季節の代わり目に抜け毛が増える経験は誰でもあると思います。

同世代の女性の髪の毛って、とても目がいきませんか。

髪の毛の様子でその女性の生活や内面的なことまで見えてしまいそうな気がします。

もちろん漢方薬を使います。

そして漢方薬と一緒に必ず「栄養療法」(栄養を補う)をします。

今日は漢方薬から紹介します。

東洋医学には『髪は血のあまり』『腎の華は髪に咲く』という言葉があります。

 

●「血」の不足

髪は血のあまりですから、「血」が不足していたのでは髪は抜けますし

美しくなりません。

閉経前なら「血」を補うだけで大丈夫かもしれません。

 

◎漢方薬を服用することによる治療方法

補血する漢方薬を服用します。そしてできれば栄養も一緒に補います。

 

●腎の精の不足

閉経が近い、既に閉経しているなら「腎」の「精」の中でも「腎の陰」を

補うほうが良いです。もちろん閉経後、更年期は「血枯」(血が枯れる)のですから

「血」も必要です。

 

◎漢方薬を服用することによる治療方法

「補腎」の漢方薬とと一緒に「補血」の漢方薬を補います。

栄養も一緒に補います。

ホルモンバランスの乱れが見られる場合はバランスを良くするもの

ホルモン失調が顕著な場合はホルモンの材料となるものを補います。

 

●ストレスによる脱毛

仕事や家庭のことなどでストレスをすごく感じると髪の毛が抜けます。

中医学的に言うと「肝鬱気滞」(かんうつきたい)になります。

「肝のうつ」とはストレスにより「うつうつ」したものが停滞した状態です。

うつ病とは違います。(もちろんうつ病や自律神経失調で脱毛する人もいます。)

精神的なストレスが重なると「血」を消耗します。

「血」を消耗すると、ストレスに対して抵抗力がなくなりさらに「肝鬱」がひどくなります。

そしてまた「血」を消耗する、、

悪循環です。

 

◎漢方薬を服用することによる治療方法

「肝のうつ」を解き「気」の停滞を解消する漢方薬と

「血」を補う漢方薬を服用します。

栄養も一緒に補います。

ホルモンバランスの乱れが見られる場合はバランスを良くするもの

ホルモン失調が顕著な場合はホルモンの材料となるものを補います。

 

栄養やホルモンバランスのこと、ホルモンの材料となるもののお話を

次に書きます。

 

髪の毛の状態は精神的な状態、ホルモンの状態、栄養の状態が一番よくわかる

ポイントになります。肌もですけど。

 

 

 

 

 

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