京都で更年期、不正性器出血を治す【漢方錦】
2021/01/07
不正性器出血を漢方薬で治す②
更年期、老年期の不正性器出血②
機能性出血の漢方薬による治療方法です。
●腎陰虚
腎の機能失調でおこります。「腎の精」は更年期からかなり減りますから
まさにホルモンバランスの乱れによる不正性器出血といえます。
*「精」は生殖に必要な栄養。腎に蓄えられている。
出血量は少量、血の色は鮮やかな紅色。
その他、耳鳴り、腰や膝に力が入らない、だるい、入眠困難
手足のほてり、寝汗などの症状を伴うこともあります。
◎漢方薬を服用することで治療する方法
腎陰を補う漢方薬と止血効果のある漢方薬を服用します。
ホルモンバランスを良くするものを一緒に服用すると良いです。
●腎陽虚
出血量は多いか慢性的に出血する。
血の色は淡い紅色。
他にめまいがあることもあります。
四肢の冷え、寒がり。
陰虚と陽虚の違いは、冷え性、寒がりがあれば
「陽虚」です。
◎漢方薬を服用することで治療する方法
腎陽を補う漢方薬と止血効果のある漢方薬を服用します。
ホルモンバランスを良くするものを一緒に服用すると良いです。
あくまで私の意見ですが、出産後の体調が良くなかった方、子供を3人以上生んだ方
双子を生まれた方は、腎陽虚になることが多いように感じます。
出産に多くの腎のエネルギーを使ったのだと思います。
それに子供は生んで終わりはないです。
母乳はお母さんの「血」です。たくさん「血」を使ったことも
「腎」に影響を与えると思います。
更年期の時期が近づいてきたら「血」を補う
「腎」の「陰」または「陽」を補う(体質による)ことは
特に困った症状がなくとも、いつまでも自分のやりたいことができる元気や
若々しさを保つ秘訣です。