京都で更年期を漢方で治す【漢方錦】

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京都で更年期を漢方で治す(更年期の冷え性は早い目に治したい))【漢方錦】

2020/12/24

冷え性と更年期のまとめ

「冷え性、低体温」「生理不順」「更年期」と書いてきました。この3つを続けて書いたのには理由があります。

「体のどこかが冷えている」といった場合、手や足が冷える、お腹が冷える、腰が冷える

色々ありますが、体の中の「血」「血管」「内臓」そのものが冷えていることがほとんどです。

「冷え」をもったまま更年期に入ると、単なる「冷え」では終わりません。

 

「血」そのものが冷えていると、冷えた血が全身を流れます。脳にも冷えた血が流れます。

自律神経はさらに乱れるし、結果、体温の低いめ、不眠やうつっぽくなる可能性があります。

人が良く眠れるためには体温が下がる必要があるのですが

下がるという事は、もとは体温が最低でも36,5度くらいの高さがあるから

眠たくなる体温まで下がるのです。もともと体温が低いというのとは意味が違います。

 

 

「血管」が冷えているとどうなるか。

冬寒いと、体、筋肉はキューッと固くなります。

血管も縮んだままです。血液の通る道路が狭い状態ですから、血圧は上がろうとします。

 

 

「内臓の冷え」はどうでしょう。

「肝」肝臓は解毒工場です。解毒には酵素が必要ですが、酵素がよく働く温度が37度です。

肝臓が冷えていては酵素の働きが悪く解毒がうまくいきません。

 

「腎」腎臓は水分代謝を司ります。腎臓と膀胱は表裏一体ですから

腎臓が冷えると頻尿になる方が多いです。

慢性膀胱炎や心因性の頻尿は漢方薬が良い結果が出ます。

背後には冷えと女性ホルモン失調、ストレスがあります。

腎臓は細い血管が張り巡らされていて、老廃物の排泄に働きます。

冷えていると陽廃物の排泄はうまくいきません。

 

 

「腸」も酵素が活躍する場所です。

もちろん腸内のベスト体温は37度です。

幸せホルモンと言われるセロトニンの合成は酵素を使って腸で行われますから

腸内体温37度を目指して酵素の働きを良くしたいです。

お味噌汁や酒粕、甘酒がおすすめです。

 

「肺」は直接冷たい空気が入る場所になりますから体温が低い、冷え性では

負担が大きいです。

 

「脾」は「胃」と表裏一体です。冷たい物を食べたり飲んだりして胃が痛くなった経験が

ある方もいらっしゃるでしょう。胃は自律神経が直接働く場所です。

冷たい物で冷やすのは自律神経の働きにもよくないです。

 

「心」心臓は常に働き続けています。動脈に冷たい血が流れて血が滞り(瘀血、おけつ)ができやすくなると

どうなるでしょうか。動脈硬化や心疾患になりやすいです。

動脈硬化、心疾患、(他に脳梗塞、腎臓機能の低下)に効果のある漢方薬があるのですが

この漢方薬全体の性質としては温める性質があります。

様々な血行不良、冷えによる痛み、肩こり、頭痛、生理痛などに使える漢方薬です。

肌のくすみにも。

更年期になったら「冷え」を改善しておくことがアンチエイジングです。

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