京都で更年期、神経痛を漢方で改善するなら【漢方錦】

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京都で神経痛を漢方で改善する①【漢方錦】

2020/06/04

 

更年期以降発症しやすい痛み、病気に神経痛があります。

代表的な神経痛として、三叉神経痛、坐骨神経痛、肋間神経痛があります。

一回目は、三叉神経痛から解説します。

●三叉神経痛

〇どんな病気

顔面の片側が激しく痛む神経痛で、俗に顔面神経痛といわれています。

一過性の刺すような痛み、あるいは焼けるような痛みが、数秒間、数分間続く。

通常第2枝(上顎神経)、第3枝(下顎神経)の支配領域でおこり、顔面。のある個所に誘発点

の認められることが多い。風にあたる、髭剃り、あくび、ものを飲み込む、歯磨き、冷たい水

での洗面等に伴って誘発されることがある。また何ら誘発もなく突然激しい痛みがおこる。

 

〇原因

外因と内因があります。

*外因1、風や冷えが入ることによる痛み
風にあたる、冷えが体内に入り、「気」や「血」がの流れが滞ることにより疼痛がおこる。

顔面に発作性の痛み、寒冷の刺激でより痛みが激しくなる。ひきつり、しびれがあり、温めたり、

マッサージをすると気持ちが良い。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

温めて冷え、寒冷を取り除きます。基本的に「気」や「血」が不足しているので

痛みが楽になったら「気」「血」を補う漢方薬を服用すると再発予防になります。

 

 

 

*外因2、熱が入ることによる痛み

熱の侵入により「気」「血」が阻害されて滞り痛みが出ます。

熱感をともなう痛み、焼けるような顔面痛、局部を冷やすと痛みが軽減する。

イライラしやすい性格は熱を生みます。(内因も関係があります。)

 

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

熱を発散させる漢方薬を服用します。

痛みが良くなったら、「気」「血」を補うと予防になります。

 

 

*内因1、湿気、痰(たん)が停滞しておこる痛み

胃腸の消化吸収能力の低下、暴飲暴食、甘い物、お酒、油っこい食事は「湿」や「痰」を生みます。

「湿」「痰」がある上に、風邪(ふうじゃ)が体内に入ると「湿」「痰」と一緒に

顔面の「気」「血」の流れを阻害し痛みがでます。

顔面に発作性の疼痛、しびれ、張り感があり、頭は重い、めまい、吐き気、胸部が張って

苦しいなどの症状もある。

☆風邪(ふうじゃ)とは「かぜ」ではなく、体の上部や体表部を侵しやすい病気を

発生させるもの。めまい、じんましんなども風邪(ふうじゃ)が関係します。ただし

急性の症状のみです。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

「湿」「痰」を排泄し、胃腸を丈夫にする漢方薬を服用します。

 

 

*内因2、胃に「火」が生まれることによりおこる痛み

辛いもの、油っこいもの、お酒などをとりすぎると、胃に「熱」が停滞する。その「熱」は

上昇し、顔面の「気」「血」の流れを乱して痛みがおこる。

口内の粘膜、唇、歯肉、に焼けるような痛みがあり、その一部に触れると痛みが誘発される。

またはその場所に熱感をともなう痛みがある。赤ら顔、目の充血、口臭、口の渇き、便秘など

がある。

「熱」を生む食べ物を減らす必要があります。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

胃の「火」「熱」をさます漢方薬を服用します。

 

 

*内因3、肝や胆にうつ熱が発生しておこる痛み

過度の憂うつ感、考えすぎ、精神的ストレス、などにより「肝」「胆」の「気」の流れが

悪くなり、「肝」「胆」の「気」は流れが悪くなると、熱に変化します。この「肝」「胆」の

うつ熱が顔面に上昇し、「気」「血」の流れが乱れ痛みがおこる。

発作性に焼けるように痛む。情緒の変化により痛みがひどくなる。イライラしやすい、

怒りっぽいなど。

何事も考えすぎると、「肝」「胆」の「気」がのびのびと流れないので、「気」は停滞します。

ものは考えようです、『病は気から』です。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

肝の熱を冷まし、上に上昇した火を下に降ろす漢方薬を服用します。

 

☆東洋医学では「肝」は自律神経のバランスをつかさどります。

「胆」は決断をつかさどります。「肝っ玉母さん」とか「胆のすわった」とかいいますね。

うつうつ、考えすぎると決断できなくなりますよね。

 

 

*内因4、「陰」が不足し、「陽」が上昇するためにおこる痛み

「肝」「腎」の「陰」が不足すると、「陽」が上昇し、顔面の「気」「血」の流れを乱し

痛みがおこります。

顔面が張れるような痛み、しびれ、ほてり、のぼせ、めまい、耳鳴り、不眠など。

☆「肝」の「陰」は自律神経を安定させる。(肝陰の働き)

「腎」の「陰」は生命活動、生殖活動の基本となる物質(腎の陰の働き)を指しています。

「陰」はホルモンと言ってよいと思います。つまり「陰」=ホルモンが減ることが

更年期といえます。

「陰」が不足し「陽」が上昇するとは、「陰」「陽」のバランスが乱れている状態を表していま

す。「陰」は「陽」が上昇しないようにバランスを取っています。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

「陰」を補うことで「陽」を下に降ろします。

 

 

*内因5、「気」「血」の不足によりおこる痛み

今まで上で述べてきた様々な原因を治療せずに長期間放置しておくと、どんどん「気」「血」を

消耗してしまいます。

顔面の痛みはひどくないが、なかなか治らない。疲れると痛みがひどくなる。

休むと痛みが軽減する。疲れやすい。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

「気」と「血」を補うことで痛みを改善します。

 

 

*内因6、「血」の滞りによりおこる痛み(瘀血(おけつ))

「気」が不足する、「気」が停滞する、「血」が不足すなどの状態が長い間続くと

「血」が停滞し、「瘀血(おけつ)」ができます。

血液が滞って流れないと、栄養や酸素も体の隅々まで届きません。

特に酸素が不足するところは痛みが出ます。つまり血液をきれいに流して酸素をちゃんと

送ると痛みは改善します。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

血液をきれいに流す漢方薬を服用します。

「気」が不足している場合は「気」を補う、「気」が滞っている場合は「気」を流す

「血」が不足している場合は「血」を補う漢方薬を一緒に服用します。

 

先に書いた、外因でも「瘀血(おけつ)」、血液の滞りは出来ますが

外因が長く経過すると、「瘀血(おけつ)」はほとんどの人に発生してくると

思います。外因を早いうちに治しておくことと、「血」を常にきれいに流しておくことが

痛み、神経痛になりにくくすることになると思います。

 

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