京都で腰痛を漢方で改善するなら④【京都漢方錦】
2020/05/23
更年期以降おこりやすい病気腰痛④
50代以降、更年期以降おこりやすい腰痛、慢性の腰痛3回目です。
5、長時間の労働、「腎」の老化により「腎」の「陽」=(温める作用)が不足すると、腰が弱くなり
腰痛をおこします。「腎陽虚」といいます。
*症状
腰や下肢のの脱力感、腰が疲れやすい、動かすのが不自由、ちょっと仕事をするだけでも腰が疲れて
痛くなる、寒がり、四肢の冷え、夜間にトイレに何度も起きる、頻尿など。
*治療方法
「腎」を温める「陽」を補う漢方薬を服用します。
「腎」は腰、関節に栄養を与える働きがあります。
「腎」の「陽」は腰や下半身を温める働きがあります。
6、過労や「腎」の老化により「腎」の「陰」=(生命を維持するホルモンのような働きをするもの)
が不足すると、腰痛をおこします。「腎陰虚」といいます。
*症状
腰を動かしにくい、疲れやすい、腰や下肢の脱力感、このあたりは「腎」の「陽」の不足と同じですが
違うところは、手足のほてり、熱感がある、寝汗をかくなどがあります。
年齢とともに冷えやすなり、冷えると痛む人のほうが多いですが、時々、冬でも靴下を履くのをいやがる
とかスリッパを履くと暑いから嫌いという人がいます。このような方は体質的に「腎陰虚」です。
*治療方法
「腎」の「陰」を補う漢方薬を服用します。
「腎」の「陰」を補うと、手足のほてりや、寝汗も治っていきます。「陰」と「陽」のバランスが
良くなってくるからです。