漢方が考える花粉症とは③
2020/03/09
先ずはお詫びからです。
3月3日のブログで、4月以降、鼻づまり、ネバネバした鼻水の出る人に
実行してほしいこと。の中で
●甘いもの、脂っこいもの(ここがオメガ3)になっていました。オメガ6が正しいです。
申し訳ございませんでした。
さて、今日は、花粉症の中でも、花粉症皮膚炎についてお伝えします。
花粉症皮膚炎とは、花粉の影響により、顔や首に湿疹、かゆみ、赤み、ヒリヒリした痛み
皮ふの皮がむける、などのアレルギー様の症状が出ることです。
この10年くらいで急激に増えた気がします。
はじめはアトピー性皮膚炎の方に多いかと思ったのですが
私のお店ではアトピー性皮膚炎の経験のある方はなく
45歳以上の女性に多くみられました。
この花粉症皮膚炎の原因として、女性ホルモンの分泌量低下が大きいと私は
考えています。
女性ホルモンは生理、出産、妊娠に関係するだけではなく、皮ふの免疫にも関係しています。
ところで、女性ホルモンって何処に向かって流れていると思いますか?
女性ホルモンを受け取るコンセントのようなものを、受容体といいます。
女性ホルモンが通る道は血管です。
(コンセントのような)受容体は、乳房、子宮、卵巣以外に皮ふ、骨、血管、脳、肺、肝臓
膀胱、副腎、腎臓、胸腺にあり、血管の中を通りコンセント(受容体)を介して
女性ホルモンが流れています。
今日は皮ふに女性ホルモンが流れていることだけ知ってください。
女性ホルモンが皮ふの免疫を保ち、肌の水分や脂質も保っているのだと思います。
女性ホルモンの分泌が極端に減ることが、45歳くらいから、花粉症皮膚炎が増える原因の一つと
考えられると私は思います。
続きは次回。
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