漢方が考える花粉症とは②
2020/03/03
花粉症のお話し。
昨日は、2月、3月に
水のような鼻水が出る、くしゃみがでる人に実行してほしいこと
を書きました。まだまだ寒い日も多いですから、鼻水ズルズル出る人が多いと思います。
★鼻水ズルズルタイプの人の特徴
●肺に水を抱えている
●冷え性の人が多い
◎漢方薬は、温めながら肺の水を排泄をする漢方薬を使います。
これに反して、気温が高くなってくると、4月くらいからは、症状が変わってきます。
どのように変わるか
●水のような鼻水からネバネバした鼻水、黄色い鼻水に変わっていく
●鼻づまり又は鼻はづまるのに鼻水はでる
●目のかゆみや目の充血
特徴は気温が上がり、体が温まると上のような症状が出てきます。
★鼻水がネバネバしたり、黄色い色をしている、鼻がつまるタイプの人
あるいは2,3月の水鼻ズルズルから4月以降ネバネバ型に変わっていく人
目のかゆみは出る人、出ない人両方いますね。目のかゆみは熱、炎症と考えます。
◎漢方薬は、体にたまった熱を取りながら炎症を治していきます。
★鼻はつまるのに、水のような鼻水が出るタイプ
又は目のかゆみもある、鼻もつまる、水鼻も出る。
◎熱を取りながら、体にたまった水を排泄する漢方薬を使います。
(2種類の漢方薬を使います。)
4月以降に温かくなって、花粉症が出る人は以下を実行しましょう。
●甘いもの、脂っこいもの(オメガ6系の油)、香辛料の効いた食べ物やニンニクは避ける
●お酒も減らす
●水分の摂りすぎは注意
甘いもの、脂っこいものは、水(飲邪)も生むし熱も生みます。
あ~、美味しい物は毒じゃ~。
お酒と香辛料は熱を生みます。
元々、和食は香辛料はあまり使わないですよね。
唐辛子、にんにくなどは控えましょう。