飛蚊症にこんな漢方薬がよかった例【京都市中京区四条河原町漢方錦】
2025/03/10
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
今日は、漢方薬は皆様にとって分かりずらい点でもあり、面白い点をご紹介を紹介します。
病院に行くと、「頭が痛いです」と言えば、鎮痛剤を処方されて
血圧が高い、血糖値が高いとなると、血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬が処方されます。
ところが中医学(東洋医学)の場合は、「頭が痛い」「高血圧」「高血糖」と言っても、
効能効果が「頭痛」「高血圧」「高血糖」と書いてないものを服用することもあるのです。
(もちろん「頭痛」「高血圧」「高血糖」と書いてあるものがお客様の身体に
合う場合もあります)
◎先ずは「飛蚊症」の場合から
飛蚊症は眼科でも「良くなる方法や薬がない」「老化でからしょうがない」と
言われて、私のところに来られるかがほとんど、ほぼ全員と言っても良いと思います。
飛蚊症で来られるお客様が、みんな同じ漢方薬を服用していただくことはまずありません。
一番最近来られたお客様、S様の例
2種類の漢方薬を服用されています。
S様に服用していただき約2が月で「目の中の黒いものが半分くらい減った」と
言ってくださっています。
その漢方薬の箱には何と書いてあるかというと
《悪心、嘔吐,胃部不快感、慢性胃炎、二日酔い》と書いてあります。
「えっ、胃薬?」
ですよね。
これは『脾』(胃腸)が弱いため消化吸収の能力が落ちてしまい、
余分な水が体に溜まり、それが目に悪い影響をしている例です。
もう一種類漢方は
《下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせ、足の冷えなどまだ続きますが、、》
こっちも目と関係なさそうですけど?
ってな感じです。
この漢方薬は血の巡りをよくするのですが、この漢方薬を服用していただく理由は
目は毛細血管が多く、巡りが悪くなりやすいです。巡りが悪いと水の排泄もできません。
血行を改善することで、邪魔している水の排泄を助けます。
漢方薬は症状(名)や病名で薬を決めているのではなく
体の中の何が悪くなっているのか?
問診をして、そこを発見していきます。
次回は「不整脈」のお客様例について書きます。