性のお悩みにも良い漢方①不感症【京都四条河原町漢方錦】

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性のお悩みにも良い漢方「不感症①」【京都四条河原町漢方錦】

2021/09/07

京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。

今年から男性のお客様が増え、「毎日元気に過ごしたい人のための漢方相談」と

タイトルを変えました。それでも私のお店は9割は女性のお客様です。

最近、女性の性のお悩みのお問い合わせがありましたので、ブログにまとめて

おこうと思います。「不感症」「性交痛」「萎縮性膣炎」(いしゅくせいちつえん)について書いていきます。

 

今日は「不感症」から。

1,年齢が若い場合(20代、30代)

年齢が若い場合は発育が未熟と言えるでしょう。

●子宮、膣、など内生殖器の発育不全

〇漢方薬による改善方法

子宮や膣などの生殖器は五臓(肝、心、脾、肺、腎)の内「腎」に属します。

「腎」を補う「補腎薬」を服用します。補腎は「腎の陽」を補い、「血」も補います。(補血薬)。1ヶ月の金額の目安12,000円税込みくらいから。

 

●ホルモン分泌障害

こちらも年齢が若い場合が多いと考えられます。

〇漢方薬による改善方法

上と同じように「補腎薬」を服用します。「腎の陽」を補います。

こちらは「腎陽」を補うのが中心になります。

1ヶ月の金額の目安 13,500円税込みくらいから。

 

 

2,子宮を摘出した場合(年齢に関係なく)

子宮頸がん、体がん、子宮筋腫などで子宮を摘出した場合

数年たてばダメージは減ります。

〇漢方薬による改善方法

「補腎薬」を服用しますが、子宮そのものがなくなるので

「補腎薬」の中でも「腎の陰」を多い目に服用します。

1ヶの金額の目安 19,000円税込から34,000円税込くらい。補腎薬を何を使うかにより金額は

変わります。 

 

3,冷えが強い場合

体を冷やすと「腎の陽虚」になります。

年齢に関係なく女性は体を冷やしてはいけません。特に下半身は。

〇漢方薬による改善方法

骨盤の周りを温める漢方薬を服用します。

この漢方薬は月経不順や不正性器出血にも使える漢方薬です。

下半身の冷えを改善します。

1ヶ月に金額の目安 11,500円税込から32,000税込くらい。

冷え性は年齢に関係なく女性なら多いですが、20,30代と40,50代では服用する漢方は変わります。基本的に閉経後の女性、年齢が上がるほど金額も高くなります。

 

 

4,40代後半から更年期の女性(膣の乾燥)

膣(ちつ)も皮ふも、体全体が乾燥していきます。この状態を「陰虚」(いんきょ)と言います。

〇漢方薬による改善方法

「補腎薬」と血行を良くする「活血薬」(かっけつやく)を一緒に服用します。

1ヶ月の金額の目安 14,000円税込から46,000円税込くらい。

閉経していますから女性ホルモン様の作用のある「補腎薬」と血液循環を良くすことが基本で

さらに「血」を補う「補血薬」、ホルモンバランスを良くするものを併用すると良いでしょう。

 

注意)性交痛に使うローションは「膣専用ローション」を必ず使ってください。

全身用ローションは膣内には向いていません。

全身用ローションを膣に使用するとぬめりが膣内に残ったり、、かゆみを感じたり、

感染症リスクを高めることもあります。

 

 

5,肝うつによる膣の乾燥

「肝うつ」とは七情(喜、怒、憂、思、悲、恐、驚)の七つの感情が過度に変動すると

「気」や「血」が乱れ、「陰」「陽」の失調につながり、そこから「気の停滞」という

症状になっていきます。「肝うつ気滞」と言います。

「肝うつ」になるとさらに乾燥が進み、筋肉が硬くなり、不感症になりやすくなります。

(肝うつは性交痛の原因にもなります。)

女性は落ち込んだり、不安感があったり、杞憂(きゆう)が多い生き物です。

これらの感情を漢方薬で改善することができるのです。

「感情のバランスを整える。」まさに漢方は女性の味方です。

 

〇漢方薬による改善方法

「肝うつ」により筋肉がかたくなっていますから「筋肉を柔らかくする」漢方薬

「肝うつ」により不足した「血」を補う「補血薬」

「肝うつ」を解く漢方薬「疏肝解鬱」(そかんげうつ)薬

この3つを服用します。

「疏肝解鬱」薬はイライラしたり、憂うつになったり、ストレスがたまっていると思う

女性にぜひ飲んでほしいです。

1ヶ月の金額の目安 21,000円税込くらい。

 

不感症、もう少し続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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