京都で高血圧を漢方で改善する【漢方錦】

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京都で高血圧を漢方で改善する2【漢方錦】

2021/07/03

高血圧の改善の続きです。

タイプD 陽虚(陰盛)(ようきょいんせい)

「陽」というエネルギーが不足し、体内の「陰液」をコントロールできない。

この状態になると、陽気が体表に押し上げられ、血圧が上昇する。

 

〇症状「陽」エネルギーが足りないので、冷え性、寒がり、疲れやすい。

また「陽」が不足した体質「陽虚」は体内に「水」がたまりやすくなります。

むくみやめまいをおこしやすく、「水」のせいで血圧も上がりやすくなります。

 

〇漢方による治療方法 「陽」といえば「腎の陽」のことと考えます。

「腎の陽」を補い、その「陽」がもともとある場所にしっかりと留まるようにします。

「潜陽(せんよう)」と言います。「陽」を潜伏させる、そんなイメージです。

 

 

タイプE 陰陽両虚(いんようりょうきょ)

加齢により腎の陰陽が不足し、陰陽が交わらずに陽は上昇、陰は下降する。

陽気の上昇が血圧を押し上げる。

 

〇症状 下半身の冷え、頻尿、夜間尿、足腰が弱る、目がかすむ、耳鳴りなど

陰陽両虚になってくると、下半身が冷える人がほとんどです。目や耳、足、腰も同時に

弱ってきます。50代後半くらいから段々とこんな症状が出てきます。

 

〇漢方による治療方法 タイプDと似ています。「腎陽」を補い、「陽」をもと合った場所に

しっかりと納めます。「潜陽」。

 

 

タイプF 痰濁内阻(たんだくないそ)

痰濁とは糖や脂肪、水がドロドロになったもの。糖、脂肪、ドロドロしたものが血管の中に

入り、血液の流れが悪くなり、血圧が上昇する。

 

〇症状 高血糖、脂質異常、肥満

このタイプは血液検査でも分かります。

 

〇漢方による治療方法 糖や脂肪、どろどろの水を取り除く漢方薬を服用します。

このタイプは特に「食養生」が必要です。

 

今日はここまで。高血圧はもう少し続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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