京都で緑内障を漢方で治す【漢方錦】

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京都で緑内障を漢方で治す【漢方錦】

2022/06/14

​​今日から目の病気、眼科の病気について、漢方の治療方法を書いていきます。

漢方は眼科の病気を得意としています。

実はとても相談が多いのです。先ずは緑内障から。

みなさん病院で緑内障と診断されたら

点眼薬を使われています。

しかし「思うほど数値が下がらない。」

「レーザー治療を受けたくない。」

「点眼薬の副作用で血圧まで上がってきた。」

などの理由で漢方による治療を希望されるケースが多いです。

過去に一番多かった理由は「レーザー治療を受けたくない。」です。

 

①隅角(ぐうかく)が開いているタイプ

痰湿上氾(たんしつじょうはん)

もともと「脾」が弱いと痰湿(ドロドロ必要のない水)を体内で発生させ、

痰湿が上に上がって眼にあふれる。「脾」が弱いと年齢とともに「腎」も弱りやすいです。

眼が腫脹(しゅちょう)し、物はかすんで見える。頭痛があることもある。

 

〇漢方による改善方法

痰湿を取り除く漢方を服用します。房水を排泄できるようにします。

眼(目)は「肝」や「腎」に属し、緑内障が出るという事は、すでに「肝」「腎」が

弱っているという事です。この中でも、防水が溜まり、眼圧を上げているタイプの

緑内障は、「腎の陽」が減ってしまい(腎陽虚)、全身の水分代謝が衰えて、

防水が溜まり、溜まった水を気化できなくなります。

★「腎の陽」を補う漢方薬を服用します。

もともと「脾」が弱い人は「脾の元気」を補うと良いです。

「脾」は目のエネルギーや栄養を作る臓器だからです。

目は栄養や酸素が届きにくいところです。

酸欠を防ぐものも一緒に服用してもらうと、より良いです。

金額は1ヶ月分で30,000円前後税込から60,000円税込くらい。

 

 

 

●肝鬱気逆(かんうつきぎゃく)

長年のストレスなどで「肝の気」が停滞し、「気」が上に上がって、緑内障を発症する。

物がかすんでで見える、頭や目が腫脹(しゅちょう)する。胸脇部がはることがある。

 

〇漢方による治療方法

★「肝の気」の停滞を解き「気」の流れを良くする漢方を服用します。

痰湿が溜まっている場合は痰湿を取り除く漢方を服用します。

「血」の滞りがある場合は「瘀血、おけつ」を取り除く漢方を服用します。

「肝の血」も補っておきたいです。

「血」の滞りがあるので酸素が不足しやすいです。酸素も補います。

金額は1ヶ月で30,000円税込から6,000円税込くらい。

 

 

 

●肝腎陰虚(かんじんいんきょ)

かなり進行した状態か、手術後に多く見られる。視力が次第に低下する。目は渋い感じがする。

手術をすることにより、肝腎陰虚=陰が足りなくなります。

手術をする前から「肝腎の陰」を補うことで、術後の状態がとても良くなります。

私のお店では、「肝腎の陰」を補う漢方を服用していただき、皆さん術後が良好でした。

〇漢方による治療方法

★「肝腎」の「血」や「陰」を補う漢方を服用します。(目のための漢方があります。)

「気の停滞」があれば「気」をめぐらす漢方を服用します。

かなり栄養不足が目立つようなら、さらに栄養を足す漢方を服用します。

・(手術前は「血」の滞りを良くする漢方は服用しません。手術により出血しやすくなるのを防ぐためです。術後2週間後くらいから服用することはあります。)

酸素の巡りを要するものは手術前に服用します。手術したところの修復作用があるからです。

金額は1ヶ月分で47,000円税込くらいから60,000円税込くらい。

 

 

●隅角(ぐうかく)が閉じていて眼圧が高いタイプ

このタイプは中医学的には(漢方治療)は難しいと言われています。

 

次回は加齢黄斑変性です。

 

 

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