京都で更年期、冷え性、低体温を治す【漢方錦】

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京都で更年期、冷え性、低体温を治す④【漢方錦】

2020/11/19

冷え性,低体温を漢方薬で治す④

間が空きました、「冷え性」の続きを再開します。今日は4回目です。

前回の読み返しをどうぞよろしくお願いします。

冷え性,低体温を漢方薬で治す②

 

冷え性,低体温を漢方薬で治す③

 

●真熱仮寒(しんねつかかん)

漢方(中医学)独特の理論です。

体の内部、中心部分に熱が集中するために手足が冷える現象です。

教科書的には、症状として(手足の冷えのほかに)胸部の灼熱感、口渇、とありますが

そういう症状を訴える人ははあんまり店頭では多くなくて(男性はいると思います。)

体内の熱があるにもかかわらず、熱の症状は(灼熱感、口渇)は感じていない人がほとんどです。

では、どうやって判断するのか?

食べ物の好みや入浴、普段の生活、ストレス、を良く質問することです。

 

最近のお客様の例。

手足、お腹、腰、下半身は冷えると実感があるのに

『冷たいビールがおいしい』と言われました。

私は、「この方は冷えを実感しているが、体内(例えば胃の辺り)には熱を持っている。」

と判断しました。

 

漢方の問診にはちょっと時間がかかると理解していただけたら嬉しいです。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「熱」を取り除く漢方薬を服用します。

この体質の人は、「湿」を持っていたり、「気」が停滞していたり

「血」が不足していることが多いので、できる限り一緒に治していくか

一番お困りの症状を良くしてから、「血」を補ったり「気」が停滞しないように

漢方薬を服用しながら予防していきます。

 

 

●湿熱

これが上に書いた「湿」が「熱化」した状態です。

お酒、脂っこい食事、味の濃いもの、甘い物、ストレスは「湿」を「熱化」させます。

この「熱化」は体温とは違います。

 

◎漢方薬を服用して治療する方法

「湿」と「熱」を取り除く漢方薬を服用します。

食養生は大事になります。

ストレスはどう考えるか。考え方が大事です。

 

次回は「冷えのぼせ」について書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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