京都で更年期、手の湿疹、主婦湿疹を漢方で改善するなら【漢方錦】
2020/07/24
更年期以降おこりやすい皮膚病、手湿疹(主婦湿疹)①
手湿疹(主婦湿疹)は圧倒的に女性のほうが多いです。家事などで洗剤を使ったり、刺激を常に
受けているためです。また今年は新型コロナウイルス感染予防として、手を洗う回数も増え
アルコールでの消毒と女性の手は荒れやすい状況です。
しかしこれらはあくまで外因であって、根本的には、内分泌(女性ホルモン)
自律神経の失調といった内因を治療する必要があります。
症状は、紅班,丘疹、水泡、苔癬化など様々な症状がある。
手湿疹(主婦湿疹)の原因
〇外因1、
洗剤など外的刺激、アレルゲンに触れることで,手に湿疹が生じる。
アレルギー性の場合は植物、金属、外用薬などに触れることにより生じる。
*治療として、外用薬のステロイドを塗り続けることはおすすめしません。
なぜかというと、手湿疹を根本から治す効果はなく、使用を続けると皮膚が薄くなったり
病変部に細菌、真菌感染を起こしやすくなるのでおすすめしません。
かゆみがどうしてもひどい場合は、内服薬の抗ヒスタミン薬でかゆみを抑えながら
根本治療を行います。
〇外因2、
栄養失調。とくに皮ふの免疫を正常に保つために必要なミネラル、ミネラル
アミノ酸(タンパク質)、良い油の不足。現代人の栄養失調は深刻だと思ってください。
*栄養に関する治療も私のお店では行っていますので、お任せください。
〇内因
女性ホルモンのバランスの乱れ、分泌の不足
ストレスによる自律神経の乱れから手湿疹はおこります。
皮膚病は皮膚の病気ではなく、ホルモン、自律神経の乱れが皮膚病の原因です。
皮膚はあなたの体の鏡です。
*漢方薬を服用することによる治療
漢方薬の中には下垂体(女性ホルモンを出しなさいと命令を出すところ)
卵巣、子宮に作用して内分泌失調を改善するものがあります。
湿疹の症状に応じて漢方薬を使い分けます。
〇乾燥が原因
乾燥、皮膚が萎縮して亀裂が生じるのは「血」の不足です。
皮ふの血行を良くして、皮膚に栄養をつけます。
補血薬「血」を補う漢方薬を服用します。
〇熱感、発赤がある
発赤、熱感がある場合は炎症を抑える漢方薬と補血薬「血」を補う漢方薬を服用します。
〇湿潤、丘疹がある
ジクジクしたり、皮膚が丘のようにもりあがるのは「湿」が停滞している証拠です。
「湿」を取り除く漢方薬を服用します。
〇すべてのタイプに共通する治療
かゆみがあれば、かゆみを抑える漢方薬を服用します。
ミネラルの補給
女性ホルモンのバランスを整える
良質の油を補う(内服で予算が合わない方には塗る油もあります。