京都で更年期、頭痛を漢方で改善するなら【漢方錦】

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京都で更年期、頭痛を漢方で改善するなら【漢方錦】

2020/06/23

女性に多い症状、頭痛を漢方薬で治す③

内因頭痛、残りの4つです。

 

原因5、肝陽頭痛

「肝」の「陰」が不足するために、「肝」の「陽」が上に上がるのを

抑えることができなくなります。このため頭痛がおこります。

「肝の陰」とは、「血」=血液、ホルモン用物質を示しています。

生理、出産、過労、更年期(閉経)により、「肝の血、陰」は不足します。

「肝の陽」はエネルギーを示しています。

「陽」は上に上がる働きがあり、そのおかげで元気になるのですが、

「陰」が減り、陰陽のバランスが悪くなり、「陽」が勝ちます。

「陽」だけが元気でも良くないのです。

症状は、頭部の側面が痛む、躁焦感、悶々とする、イライラ、怒りっぽい、赤ら顔

疲労倦怠感、脇痛など。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

「陰」を補う漢方薬と「肝」の「陽」の上昇を抑える漢方薬の2種類服用します。

 

 

原因6、寒厥(かんけつ)頭痛

厥(けつ)とは、四肢が冷たくなること。

寒厥とは「寒」邪が「肝脈」(肝の道)に入り停滞し、あるいは

「寒飲」(冷たい水)が上逆し、血管がけいれんし頭痛がおこる。

症状は、片頭痛や頭頂部の痛みが多い。嘔吐、悪心、首筋からこめかみにかけての凝り

めまい、手足の冷えなどをともなうことがある。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

「肝脈」を温め、「寒」を取り除く漢方薬を服用します。

 

原因7、痰濁頭痛

脾胃の消化吸収が乱れたり、弱くなると、「痰湿」を生じる。痰濁の粘り気が

「気血」の流れを塞ぎ「陽」が上昇できなくなり、頭痛やめまいがおこる。

症状は、頭は重く痛む、めまい、悪心、嘔吐、胸部が張って重苦しい

食欲不振、痰やつばをさかんに吐くなどの症状がある。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

体内にたまった「痰」を取り除き、「痰」を下に降ろす漢方薬を服用します。

 

原因8、瘀血頭痛

外因(外感病)や内因(内傷病)は長引くと「瘀血、おけつ」(血液の滞り)を生じる。

この瘀血が「気血」の流れを阻害し、頭痛がおこる。

頭部に圧痛があり、刺すように痛むことが多い。または、ズキンズキン、鈍痛もある。

顔色や唇が暗黒、暗紫色になることが多い。

 

*漢方薬を服用することによる治療方法

瘀血を取り除く漢方薬を服用します。

 

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