京都で更年期、五十肩を漢方で改善するなら【漢方錦】
2020/06/15
更年期以降おこりやすい病気五十肩①
今日から五十肩です。私もすでに経験済みです。40代後半から50代にかけて
必ず経験するといってよいと思います。私もちゃんと漢方で治しました。
〇症状
ある日突然、激痛とともに肩が動かなくなります。「肩関節周囲炎」といいます。
ご相談の多いのが、激痛のため夜も寝られない。という相談です。
寝る前に痛み止めを飲んでも、4時間くらいで作用は切れてしまいますから、そこから先
目がさめて眠れなくなります。
*原因1、血液の滞り(おけつ、瘀血))
先ず、夜間に痛む。とくれば、漢方医学(中医学)では
血液の滞り(瘀血)です。
最初は動かすと痛むとか、肩が上がらない程度ですが、そのまま放置しておくと
血液の滞り(瘀血)が生じます。経過が長引いて(瘀血)を生じることを
「久病入絡」(きゅうびょうにゅうらく)といいます。
激痛という点も血液の滞り(瘀血)がある証拠と
いえるでしょう。
*漢方薬を服用することによる治療方法
血液の滞り(おけつ、瘀血)を徹底的に治療します。
(おけつ、瘀血)を取り除く漢方薬を服用します。
*原因2、「湿気」が体内に入った場合
とにかくどこの痛みであろうと「湿気」は痛みの原因になります。
肩の痛みが慢性化する。
曇り、雨の降る前、雨が降ると痛みがひどくなる。
肩が重だるいいたみ。
*漢方薬を服用することによる治療方法
「湿」を取り除く漢方薬と血液の滞り(おけつ、瘀血)を取り除く漢方薬を併用します。
*原因3、
「風寒」が入った場合
汗をかいた後に、風に当たる、クーラーにあたって冷えた、冬になると痛むなど。
引きつるような痛み、こわばり、冷えると痛みがひどくなる、温めると楽になる
*漢方薬を服用することによる治療方法
温めることにより「風寒」を取り除きます。
「湿」や血液の滞り(おけつ、瘀血)を一緒に持っている場合も多く
それらの治療を同時に行うこともあります。