漢方が考える花粉症とは⑥
2020/03/16
花粉症皮膚炎を起こさないように気を付けたい食養生についてです。
「漢方が考える花粉症とは①」に書いたことと同じですが、付け加えると
●甘いものや油の多い食べ物は減らす(オメガ6、トランス脂肪酸を減らし、魚の油、オメガ3を摂る)
●冷たいものは食べない飲まない(例えばヨーグルトではなく味噌汁を食べる)
●パン、パスタなどが中心の食生活ではなく、主食は米、雑穀中心にする。
●加工食品、レトルト食品、冷凍食品、インスタント食品は出来るだけ避ける。
なぜ甘いものがよくないのか
なぜ冷たいものがよくないのか、ヨーグルトは発酵食品なのになぜよくないのか
なぜ加工食品がよくないのか
などについては、順番に書いていきます。
今日は、油についてお伝えします。
●オメガ6とは
大豆油、コーン油、べにばな油、サラダ油、マヨネーズ、ゴマ油などの植物油に多く含まれる
リノール酸。
リノール酸は、調理用油として使われる他
植物油脂という名前で加工食品や菓子類に使われており、気が付かないうちに
過剰に摂取しています。
リノール酸の過剰摂取は、アレルギーを発症しやすく
動脈硬化の発症リスクも高くなります。
●オメガ3とは
背の青い魚(サバ、イワシ、サンマ、ブリなど)の?HA、EPA
シソ油、亜麻仁油などに含まれる
αーリノレイン酸。
テレビなどでも亜麻仁油が紹介されたり、もうご存知の方も多いと思います。
背の青い魚の?HA、EPAも、脳の働きを高めることで有名だと思います。
今の私たちはオメガ3は不足しているので、花粉症、花粉症皮膚炎を起こさないためにも
積極的に摂るようにしたいです。
オメガ3とオメガ6の比率は
オメガ3を6、オメガ6を1
くらいのつもりで摂るように覚えておいてほしです。
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