抗がん剤の副作用でお困りの方へ②放射線食道炎【京都市中京区四条河原町漢方錦】
2025/07/11
前回のブログから少しご無沙汰してしまいました。
京都市中京区四条河原町 漢方錦 石蔵友紅子(いしくらとくこ)です。
京都はすっかり祇園祭の季節です。
今日は放射線治療の副作用の内、「放射線食道炎」についてお伝えします。
◎放射線治療の副作用
②放射線食道炎
食道などの消化器の粘膜は、皮ふよりも放射線感受性が強く、低い線量でも粘膜炎を
起こすことがある。食道がんや肺がんへの照射治療中、食道や咽の違和感や軽い痛みが
生じ、線量が増えるにつれて、胸焼け、胸痛、嚥下痛、声嗄れ(声がれ)、嚥下困難などが
生じる。放射線食道炎の症状は、、中医学の胸痛、胃脘痛などにあたる。
こういう場合、スープ、粥、バナナ、ゼリーなど軟らかい食べ物を工夫する。
中医学薬膳的には「蓮根(れんこん)の粉」で作ったゼリーを食事前に摂る方法が
よく使われます。
蓮根(れんこん)の粉のゼリーには、食道粘膜の保護作用があり、食事時や嚥下困難を
和らげます。蓮根(れんこん)は性質が「寒」(とても冷やす)性質があるので、
冷やす作用により粘膜の炎症を静めるのに役立ちます。炎症を静めるだけではなく
粘膜を潤す作用もあります。
2種類の症状についての治療方法
1,胸部や胃脘部の痞え(つかえ)と脹満感、胸骨の後ろの疼痛(嚥下時に悪化する)、
口が苦い、食欲不振。
漢方薬による改善方法は、胸部や胃脘部の熱を清し胃の働きを整える漢方薬を服用します。
2,胸部と脘腹の痞悶(シクシク痛む)、腹は減っていても食べたくない、
悪心、曖気(げっぷ)、口と咽喉の乾燥、便秘。
胃部の粘膜の潤いが減ってしまい、放射線による熱(毒)により
胃の働き(下に降ろす働き)が失調しています。
漢方薬による改善方法は、潤いを増やして熱を清し、胃の働きを整える漢方薬を服用します。
次回は「放射線肺障害」について書きます。
*読んでくださっている皆様へのお願い
私たち薬局薬店には薬機法という法律があり、薬名(漢方薬名)を記載して
こんな症状に効果があります、こんな病気に効果があります、などを書くことが
禁止されています。ですのでブログには漢方薬名を明記しませんが、お困りのことが
ありましたら漢方錦までご来店いただき、ご相談ください。
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